けふ一日雪の晴れたるしづかさに小さくなりて日が山に入る
1886220-1912413 享年26歳 今年が2012年亡くなった時から百年 岩手県生まれ1歳の時に父が渋民村宝徳寺の住職となり同村が啄木のふるさとになる.
けふ一日雪の晴れたるしづかさに小さくなりて日が山に入る. 障子 の俳句障子例句を挙げるあかるさも静けさも白障子越し 片山由美子 水精あけたての障子の内外凍ゆるむ 梅島 婦美あさがほの枯蔓うつる障子かな 久保田万. 温泉はよいほんたうによいこゝは山もよし海もよし出来ることなら滞在したいのだがいや一生動きたくないのだがそれほど私は 労 マヽ れてゐるのだ 九月十一日 晴滞在 午前中行乞午後は休養此宿は夫婦揃つて好人物で一泊四十銭では勿躰ないほどである. 凍る の俳句凍る例句を挙げるあはれ民凍てしいひさへ掌に受くる 長谷川素逝 砲車あめつちのひかりかなしく蝶凍てぬ 石原舟月 山鵲あめつちの凍て全身に旭さし.
熱燗や明日は早出となりにけり 瞳 またされて力のぬけし熱燗よ 篤彦 熱燗や定時で終わる倉庫番 南風紫蘭木ノ芽 百均で揃へる独居燗熱し 南方日午 たこ焼きや熱燗溢す巨人戦 二上松風 熱燗や贔屓力士の土俵入り 忍丸 熱燗や上亰組のクラス会 馬場馬子.
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